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初めての海外留学。整理のスキルで持ち物を減らす「5つのヒント」

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フランス画像①

高校・大学時代に海外留学を経験する人が増えてきました。 初めての海外留学は、期待と不安でいっぱい。 あれもこれも持って行きたくなりますが、全ては無理です。 持ち物で失敗したくないあなたに 整理のスキルで持ち物を減らす「5つのヒント」をお伝えします。

持ち物は「必要最小限のモノ」と心得よう

空港①

現在、フランスに留学中のA子さん。 出発の日に空港でトランクを預けようとして、ハプニングに見舞われました。 何と、A子さんの荷物だけ、重量オーバーだったのです。

敗因は、祖母から借りた旧式の重いトランクにぎゅうぎゅう詰め込んだ洋服でした。 海外の生活というと、あれやこれやたくさんのモノを持って行きたくなりますが 持って行けるのは、スーツケース1つ、機内持ち込みの手荷物1つの 「必要最小限のモノ」だけです。 (航空会社によって、預ける荷物の大きさ、重量、個数の規制が違いますので、ご確認ください)

ミニマリストになろう!

メモの画像

ミニマリストをご存知ですか? 「必要最小限のモノ」で、自分らしく暮らしを楽しんでいる人達のことです。

あなたにとっての「必要最小限のモノ」はなんでしょう?

答えは、簡単。あなたが毎日の生活で「実際に使っているモノだけ」のこと。 まずは、朝起きてから寝るまで、一日を振り返って、「使ったモノのリスト」を作ってみましょう。 耳かきや、爪切り、歯ブラシ、デンタルフロス、綿棒や生理用品などの小さなモノや 使った数も忘れずに記入しておくと、後で役立ちます。 そして、そのリストに「指定された持ち物」を書き加えれば あなただけの「持ち物リスト」が完成します。

そうそう。現地の季節を考慮することをお忘れなく。

服は少なくていいらしい

洋服

留学を経験した女の子達に聴くと口をそろえて 「服は、トップス(Tシャツなど)3枚、ボトムス(スカートやパンツ)2枚もあれば十分。」 と、言います。(もちろん、テイストや色は全てが組み合わせられるようにしてください)

留学生はみんなそんなものだし、足りなければ現地購入で賄えばいいというスタンスだとか。 現地の人と同じような服を着ていれば、留学生を狙う悪い奴らから狙われなくて安心だそうですよ。

また、洗濯は週1回の人が多いようですが、小さな洗面器を持って行って手洗いするからと 靴下や下着の数を少し減らした人、最悪、服の代わりになるからとパジャマを外にも着て行ける スウェットにした人、それぞれ荷物を減らす工夫があるようです。

日本から ぜひ、持って行きたいもの

本

持ち物の「必要最小限リスト」にぜひ、入れてほしいものを留学中の女の子に教えてもらいました。

  1. 化粧水や生理用品、飲み薬や塗り薬など
    →「自分の体質」に直接関係するもの
  2. シャンプー&リンスなどの日用品(トラベル用でOK)
    →到着後、すぐに買いにいけるとは限らない
  3. 折り畳み傘・スリッパ・ビニール袋数枚・輪ゴム数個
    →必ずまたは何かと役に立つ
  4. 味噌汁・日本語の小説など「癒しとなるモノ」「慣れたモノ」
    →留学生活は、何かと刺激が多いので、ほっとする時間も大切。

最後にもう一度リストを「整理」しよう

寮の部屋

ホームステイにしても寮にしても、そんなに広い個室は期待できません。 ですから、もう一度、あなたのリストを見直してみましょう。

まだまだ、減らせるものがあるかもしれません。 「あったら便利は、なくても平気!」と、割り切る気持ちも大切です。 今は、スマホや電子マネーなどのおかげで数年前とは、「留学の持ち物」が変わってきています。 (ただし、スマホのアプリがあっても電子辞書は必需品とか)

日本で使っている紙の辞書や教科書類は、本当に全部必要ですか? そして、実際にモノを揃えてスーツケースに入れてみて、余裕はありますか? きっと帰りは、お土産が増えますよ!

  1. まとめ

    初めての海外留学は、未知の世界に足を踏み出すのと同じくらい勇気がいります。 不安からついつい、持ち物が多くなってしまうのも仕方のないこと。 なかなか荷物を減らせない時は、 「大丈夫!そこに住んでいる人がいるんだから、何とかなる!」 と、思いましょう! どうぞ楽しい留学になりますように!

 
  安田智子
この記事の執筆者
安田 智子
(やすだともこ)

整理収納アドバイザー・整理収納アドバイザー2級認定講師
(インテリア×カラー×整理収納で大人の女性を応援する「まるとハウス」代表)

結婚後、築27年の古く狭く設備が昭和の社宅に住んだことから、インテリアに目覚め、インテリアコーディネーターの資格を取得。元々、家事と片づけが大の苦手だったが、転勤族で引越を繰り返しているうちに モノが少ない生活の便利さや快適さに目覚める。子ども3人が大きくなった現在は、整理収納アドバイザーとして、個人宅の整理収納サポート、資格認定講座、パーソナルカラー診断を中心に活動中。

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