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腰が痛い・ツライ介護をラクにする介護者のための整理収納

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介護をしながら腰が痛い、ツライと感じたことはありますか? 人の動きに合わせて収納することで、体への負担を減らすことができます。こちらでは、「腰痛を予防する整理収納の3つのポイント」についてお伝えいたします。

1つ目のポイントは、動きやすい環境で道具をうまく使うこと

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介護が必要になって準備するモノは、大きいものばかりですね。大きなベッドやポータブルトイレを置くために、とても広いスペースが必要になります。

さらに、モノを置くスペースだけではなく、車イスで移動する、ポータブルトイレで排泄の介助をするなど、介護する人、介護される人が動くスペースも必要です。介護する人が動きにくい狭い空間では、ムリな姿勢をとりやすくなって、その動きの繰り返しが腰の痛みの原因になるのです。たとえば、車イスで移動するときに、車イスが家具や壁にあたらないよう、ムリやり方向を変えなければならない狭い空間であれば、腰をねじってしまいますね。

腰痛を予防するためには、便利な福祉用具を上手に使います。そのためには、動きやすい環境をつくりましょう。

2つ目のポイントは、重いモノは取り出しやすい位置に収納する

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モノをとり出す体の動きは、収納でつくられます。たとえば、写真のように扉の前にモノが置いてあると、モノをとり出すたびにかがんだりしてしまいますね。さらに、狭い空間で無理やりモノをとり出そうとして体をねじる動きをつくり出し、その毎日の積み重ねが腰痛の原因となります。

また、よく使う福祉用具などは、ベッド周りに置くようにしましょう。とくによく使っている重いモノは、かがまないようにとり出しやすい場所に収納しましょう。重いモノは腰の高さくらいに収納すると、腰の負担を減らせます。

3つ目のポイントは、使用頻度別に分けること

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動きやすく、よく使っているモノをとり出しやすい場所に収納するためには、使用頻度別に分けることが大切です。よく使っているモノ、使っていないモノにしっかり分けて、よく使っているモノを、取り出しやすい場所に収納しましょう。

その他、家具が多すぎて、人の動きのジャマになってしまうことがあります。たとえば、ソファやローテーブルなどを元気なときには使っていたけれど、今の生活に本当に必要かどうか考えてみましょう。今使っている必要なモノを優先して残し、使っていないモノは思い切って別の部屋に移動するなどして、動きやすい環境つくりをすると介護がラクに感じます。

  1. まとめ

    腰の痛みの原因になる体のゆがみは、毎日の小さな積み重ねでつくられています。収納の仕方によってムリな姿勢でモノをとる動きを繰り返していると、知らず知らずのうちに腰に負担をかけてしまいます。/p>

    介護をしている方は、子育て、仕事をしながら、毎日がとても忙しく、自分のことは後回し。そんな方も多いことでしょう。そんな毎日のストレスも腰痛の原因となります。/p>

    まずは自分自身の身の回りのよく使うモノから暮らしを見直し、自分の体を守るためのお片づけをはじめてみましょう。そうすることで、介護をしている方のココロと体がラクになればうれしく思います。

 
  中川恵子
この記事の執筆者
中川 恵子
(なかがわけいこ)

整理収納アドバイザー
作業管理士
理学療法士

息子の小児喘息がきっかけで片づけ始めたころ、訪問リハビリを担当していた方の部屋が荒れはじめ、チラシを踏んで歩くようになりました。 そのとき、福祉用具などモノを増やすだけでは生活に支障があることに気づいたのです。

介護者が介助しやすい環境をととのえることは、介助される要介護者の方にとっても快適です。 介護する方のココロと体がラクになる整理収納を、腰痛予防、転倒予防の視点からお伝えしています。

  

ブログ:http://ameblo.jp/katadsuke-lab-k/
HP:http://www.reason-k.com/

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