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大切な漫画の保管は「立てる」「避ける」「電子化する」のがコツ

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人気があって面白いものほど長期連載になるため、知らず知らずのうちにたまってしまう「漫画」。漫画を保管するときには、立てる、避ける、電子化する、といったコツを抑えて、劣化を防ぎましょう。

「横置き」はNG!「立てて保管」が鉄則

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漫画の保管方法でよくある間違いが、「横置き」です。いわゆる「寝かせた」状態でそのうえに本を重ね、そのまま収納ケースやダンボールを使って保管している人は多いのではないでしょうか?

この方法は多くの人がやってしまいがちですが、横置きで重ねると下の本に圧力が加わるので、ページやカバーがくっついたり、本の型が変形したりしてしまいます。そのため、本の保管は本棚に置くように「立てる」のが鉄則です。

また、立て置きは背表紙が見えて一目でどの本かわかるため、管理の手間が少なくなるというメリットもあります。

「光」による日焼けを避ける

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喫茶店や昔ながらの散髪屋、ラーメン店などでよく見かけるのが、茶色く「日焼け」した漫画たち。あれは長時間日光に当たることによって、漫画に使われている紙やインクがダメージを受け、劣化してしまった状態です。

そうした劣化を防ぐためにも、漫画を保管する場所は日光が当たらない場所を選びましょう。日光は時間帯によって照らす範囲が変わってくるため、「片付けをしているその時間帯だけ当たっていないからOK」といった勘違いをしてしまわないように注意してください。

乾燥剤を活用し「温度」も避ける

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日光と同じく漫画の劣化を早めてしまう原因のひとつが「湿度」です。湿度が高すぎると、インクが溶け出したり、ページがくっついたりしてしまうため、注意してください。

また、湿度が75%を超えると、紙を食べる害虫である「紙魚(しみ)」が発生しやすくなります。そのため、漫画を保管するときは湿気を防ぐ「乾燥剤」と紙魚を防ぐ「防虫剤」をケースや設置場所に入れておくとよいでしょう。ただ、そういった保管剤が漫画に直接触れると、それも劣化の原因のひとつになってしまうため、直接触れることのないように気をつけてください。

購入は「電子書籍」一択にする

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どんなにコンパクトに収納したとしても、処分をしなければモノは増え続けてしまいます。ただ、長期連載の漫画であれば「1巻から読み直す楽しみ」もあるため、処分するのはあまり気が進みませんよね。

そういった方は、「購入(もしくは買い替え)は電子書籍一択にする」という方法がおすすめです。電子書籍であれば、数千冊単位の本がひとつの端末に保管できますし、クラウドサービスを使えば、万単位での保管も可能になります。 紙で保管するのは、本当にごく一部の限られた漫画だけにして、あとは電子書籍へと移行することで、お部屋のスペースがぐっと広くなるでしょう。

  1. まとめ

    誰しも、思い出のたくさんつまった漫画を劣化させたくはないでしょう。保管のコツを抑えて長持ちさせ、これからも大好きな漫画を楽しめる環境を整えてみてください。

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