健康な体や心を作る食の大切さを子どもに伝える食育には様々な方法がありますね。自分の手で野菜を育て、収穫までの工程を知る。安心安全の食材で本来の素材の味を知る。料理のお手伝いをして、作る事や食べる喜びを知るなど。今回は子どもがお手伝いしやすくなるアイデアと食育に繋がるキッチン収納をご紹介致します。
子どもにお願いするお手伝いの内容を考えよう
例えば子どもの年齢はいくつでしょう?まずは子どもに合った無理なくできるお手伝いから考えてみましょう。料理をつくるお手伝いは、毎日だと親にとっても少しハードルが高いかもしれません。
我が家の8歳と5歳の息子たちに毎食お願いしている事は、食事前のセッティング。ランチョンマットやカトラリー、コップを家族分テーブルに並べること。その間に私は食器に料理を盛り付けるので、セッティングが終わればそれを運ぶというのが一連の流れ。
とにかく食事をするには最低限手伝わないと食べられないという事が自然と体に染み込み、無理なく続けることができています。何をお手伝いして貰うのか親子で話し合って決めるのも良いですね。
子ども目線の配置で“自分でできる!”仕組みに
子どもの目線を考えましょう。これは子ども部屋などでも同じですが、使う本人が取り出しやすく、元に戻しやすい仕組みでないと、お手伝い≒面倒という印象になってしまいます。お手伝いしてもらう内容のアイテムを子ども目線に配置するよう心がける事が何よりのポイント。そこから“自分でできる”の自信にも繋がっていきます。(
子どもの“面倒臭い”を無くす工夫
お箸・スプーン・フォークなどカテゴリー分けをしていますが、同じカテゴリーの中でも使う人によって違うものを使用していると、結局探す手間が増え、並べる時に迷って“面倒臭い”というストレスが生まれます。
我が家の(雑な 笑)男子たちにお手伝いをお願いするには、この“面倒臭い”をいかに無くすかがポイント。大人も子どもも同じアイテムにする事で、とにかく運んで並べればOKの仕組みにしています。
また、それぞれのアイテムは来客時にも使えるお気に入りのものを使用する事で普段の食事だって気分良く過ごす事ができ、子どもたちにも普段から良い物を知って貰う機会に繋げる事ができています。
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まとめ
食育の大切さを伝えたいと思う親は沢山います。勿論私もその一人。まずは様々な方法がある事を理解する。そして、親子で無理なくできる事を選ぶ。それは伝える上でも重要なポイントになります。今回はその方法の一つとして、お手伝いしやすいキッチンの仕組み作りで食事の大切さや楽しさを自然と知って貰う方法をお伝えしました。食育の大切さを、キッチンから。お役に立てましたら幸いです。
この記事の執筆者
足立容子
(YOKO ADACHI)-
兵庫県西宮市在住。 結婚を機に約9年半の横浜生活を経て2015年夏、地元関西に引越し。 議員秘書、大手料理教室代表秘書勤務の後、長男出産を機に退職し専業主婦へ。
物心ついた頃から片付け下手。 長男出産後に自己流の片付けを始めるが見事にリバウンドを繰り返す。 思い通りにいかない片付けと共に初めての育児にもストレスを抱えていた時に出会ったのがライフオーガナイズの世界。 ただ空間を整えるだけではなく、思考の整理をし、人生の棚卸をしたことで自分に合った片づけ法を知り、空間と共に気持ちにも変化があることを知る。
現在は自身の経験を活かし、一般家庭や自宅オフィス等の片付けサポートや収納アドバイス、セミナー等を開催。
True Colors!
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