季節によって使い分けているタイヤ。 しかし、タイヤは意外と保管スペースを取ってしまうので、物置やベランダなどで保管している方もいらっしゃると思います。タイヤを長持ちさせる保管のポイントをご紹介します!
保管する前にはタイヤをお手入れしよう
はじめに、タイヤを保管する際は、タイヤについた土やホコリ、油分など汚れをしっかり洗い流しましょう。汚れを落とさず保管しておくと、タイヤのゴムを劣化させてしまう原因になります。
また、汚れだけでなく、水分もゴムが劣化する原因となるので、洗浄後にはしっかり乾燥させ、水分を飛ばしましょう。
カー用品店に販売しているタイヤワックスなどに、劣化の原因となる成分が含まれている場合もあるので、保管前は水洗いで十分です。
タイヤの保管場所を選ぶポイント
タイヤの保管場所は、冷たく、暗い場所がおすすめです。特に風通しの良い日陰がベターです。
タイヤのゴムは湿気や直射日光に弱いので、日が当たる場所や湿気がこもりやすい場所は不向きです。また、地面に直接置くと、色移りの原因になるので注意しましょう。
賃貸マンションなどではベランダで保管する方が多いですが、ベランダは直射日光にあたり、雨に晒されやすいので、遮断性のカバーをかけて保管しましょう。ベランダにも保管が難しい場合は、ガソリンスタンドや車用品のお店で提供されている、タイヤの保管サービスなどの利用を検討してみましょう。
タイヤはどうやって保管する?
タイヤの保管に便利なアイテムが販売されているので、保管アイテムをご紹介します。
遮熱&防水カバー(収納袋)
いちばん手軽な保管アイテムが、遮熱&防水カバー(収納袋)です。
4本をひとつの袋にまとめて収納できるものもあります。
普通のビニール袋で代用できるのでは?と思われがちですが、直射日光や雨からタイヤを守るために、遮熱&防水効果のある専用カバーを選びましょう。
タイヤラック
タイヤラックを使えば、積み重ねて倒れてしまう心配が少なくなります。タイヤの姿は見えてしまいますが、ラックを使うことでスッキリ見えます。
まとめ
あまり目立つ保管方法はしたくない、という方には床下収納や壁面収納という方法もあります。
また、単管パイプや木材を使って、自作タイヤラックを作れば、自分の希望するスペースにピッタリ収まります。
保管スペースが確保できない場合は、タイヤの保管サービスの利用を検討してみましょう。