石鹸を最後まで使い切りたい!固形石鹸を保管するポイントとは|risoco(リソコ)

近年、体に優しいものを選ぶ方が増えてきて、洗顔フォームやボディーソープの代わりに「固形石鹸」を使っている方も多くなりました。 しかし、固形石鹸は保管が難しく、使い切る前に溶けてしまうこともありますよね。 今回は固形石鹸を保管するポイントをご紹介します。

固形石鹸が好きな保管場所って?

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固形石鹸は、水に溶けやすい特徴があります。お風呂場や洗面台などで使うことが多いので、ついつい水回りに置いてしまいますが、できれば水気のない場所に保管しましょう。

それでも、わざわざ固形石鹸だけ別の場所に置いておくのは不便ですよね。

シャワーなどで濡れてしまう位置ではなく、お風呂の窓際の高い位置に置くなど、ちょっと工夫するだけで溶けやすさは随分違ってきます。

また、浴槽のフチなどに直置きせず、石鹸置きの上に置いてあげるようにしましょう。

固形石鹸は水分を拭いてあげて、長持ちさせよう

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固形石鹸は低い温度と水分で、みるみる溶けてしまいます。

固形石鹸を使ったあとは、キッチンペーパーなどで軽く水分を拭き取りましょう。また、石鹸置きの水分も一緒に拭き取っておくとさらに良いです。

そのまま保管するのではなく、一度水で全体を洗い流し、水分を拭き取り保管するのが、固形石鹸を清潔に長持ちさせるポイントです

石鹸置きも、洗わないままだとカビがきてしまうので、定期的に洗ってあげましょう。最近では、プラスチックや陶器の石鹸置きでなく、発泡ウレタンでできた石鹸置きも登場しています。適度に水切りができるので、石鹸好きの間では評判になっていますよ♪

溶けてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなってしまう!?

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固形石鹸を長持ちさせるために、水洗い・水切り・保管方法に気をつけなければいけない、と思いがちですが、実は長持ちさせるだけではなく、別の意味もあります。

固形石鹸は、溶けて柔らかい状態になると、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。雑菌は、水とエサ、そして温度の条件が揃ったときに活発になります。固形石鹸には、脂肪酸という雑菌のエサになる成分が配合されているのですが、成分は排除できなくとも、水と温度については対策できます。

手や顔、体をキレイにするための固形石鹸が、知らず知らずのうちに雑菌だらけになってしまわないように、水洗いと水切りをしっかり行いましょう。

まとめ

未開封の石鹸は直射日光の当たらない、低い温度の場所で保管しましょう

開封後の石鹸よりは溶けにくいものの、未開封であっても高温の場所に保管していると溶けてしまう可能性があるので、戸棚や野菜室などに保管しておくのをおすすめします。