DVDの後継ぎとして登場した第3世代光ディスク、ブルーレイが浸透してきました。テレビ番組を録画したり、映画やアニメを鑑賞するディスクとしてブルーレイを選んでいる方も増えていますが、ブルーレイはDVDと同じ保管方法で良いのでしょうか?
ブルーレイとDVDの違い
見た目的にはなんら違いがないように見える、ブルーレイとDVDですがこの2つの違いは一体何なのでしょうか? よく似ている2つですが、容量がブルーレイの方が大きいため、DVDよりも長時間の録画が可能です。
また、DVDの画素数がおよそ35万画素なのに対して、ブルーレイは200万画素以上だと言われています。要するにブルーレイはDVDに比べて「長時間の録画ができ、画質が圧倒的に美しい」というメリットがあるのです。
しかし大容量の記録層を持つブルーレイはDVDよりも耐久性が低いというデメリットもあります。
ブルーレイはDVDと同じ保管方法で良いの?
ブルーレイもDVDも根本的には嫌いな環境、適した環境がほぼ同じです。しかし、DVDを保管していたケースをブルーレイで用いると消耗を早めてしまう原因になります。
ブルーレイの記録層はDVDと比べて5分の1以下の薄さなので、傷が付きやすいデメリットがあります。よってDVDやCDの保管に使用している不織布ケースでブルーレイを保管すると、不織布の凹凸部分でブルーレイの記録層が傷付いてしまう可能性があるのです。
ブルーレイの保管には、ブルーレイに対応している専用の保管ケースを選ぶようにしましょう。
その他に保管で注意するポイント
ブルーレイに対応している保管ケースを選ぶだけでなく、その他にも保管する上で注意しておきたいポイントがあります。この辺りについてはDVDの保管と共通する部分もありますが、次のようなポイントに注意して保管しましょう。
- ・直射日光や高温を避ける
- ・傷や衝撃から守るため、収納ケースに入れる
- ・立てて保管する方がGOOD
- ・湿気の多い場所を避ける
- ・温度変化が激しい場所を避ける
このようなポイントに注意して保管しましょう。DVDよりもデリケートなブルーレイですが、保管方法を気をつければ寿命を延ばすことができます。
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まとめ
10年ほどは持つと言われているブルーレイですが、長持ちさせるためには保管方法にも配慮が欠かせません。DVDよりも高性能を持っている一方で、デリケートな性質をしているので、映像データーをいつまでも大切にしたい方は、まずは保管方法に気をつけてみてはいかがでしょうか?