クリスマスツリー、サンタのコスプレ、お部屋の飾り、などなど…。 これらのパーティグッズは季節品であるため、1年の大半は出番がありません。使う機会が少ない季節品だからこそ、長持ちさせるための上手な収納方法を学んでおきましょう。
ツリーはバラして汚れをとった後にケースへ
クリスマスの代名詞ともいうべき、クリスマスツリー。
大小さまざまなサイズがありますが、使い終わった後の片づけで共通してやってほしいのが、
「ちゃんとバラす」
「汚れを拭き取る」
のふたつです。
クリスマスツリーは電球や装飾などがついていますが、「面倒くさいから」といってそのまま片づけてしまうと、電球のコードは絡まり、装飾は傷ついてしまいます。そのため、使わなくなったツリーは、部品ごとにしっかりバラしておきましょう。
また、意外と忘れがちなのが、「収納する前に汚れを拭き取っておく」ということ。汚れがついたままだと、時間の経過とともにこびりついて取れなくなったり、カビが生えたりしてしまいます。かたく絞った濡れタオルなどで、丁寧に汚れを拭き取っておきましょう。
ただ、これはあくまでツリーがプラスチック製などの場合であり、本物の木を使っている場合は、保管するのではなく処分してください。
サンタコスは「その年だけの使用」が基本?
こちらもクリスマスの大定番である、サンタコスプレ(=サンタコス)。
「洗濯して保管しておけばいいのでは?」
と思うかもしれませんが、サンタのコスプレは普段使いを想定していないため、生地が弱く、洗濯NGの場合がほとんどです。あくまで「その年だけに数回使うもの」としてとらえておいた方がよいでしょう。
ただ、「1回しか着てないから捨てるのはもったいない!」という人や、汚れや臭いがどうしても気になる場合は、服の繊維を傷つけないように中性洗剤で優しく手洗いし、しっかり乾かしてから保管・収納してください。
その他にも、除菌・消臭スプレーを活用することで、ある程度清潔な状態を保つことができます。
そうした手間を省きつつ、コストを節約したい場合は、「レンタル衣装」というのもひとつの選択肢です。
リースなどの小物は「人工か天然か」で判断
リースなどの小物は、「保管・収納しておくか」もしくは「処分するか」で迷うところです。
ひとつの目安として、「天然の素材を使っているかどうか」を見るとよいでしょう。
例えば、リースに本物の松ぼっくりや花を使っている場合は、保管しても枯れて腐ってしまうため、処分するしかありません。逆にプラスチック製のものであれば、汚れを拭き取って収納・保管しておけば、また次の年も使えるでしょう。
その小物の特徴に合わせて、残すかどうかを決め、残すものは汚れを拭き取って収納・保管するのが基本となります。
まとめ
1年のうち数日しか出番のない、パーティグッズの数々。その数日の出番でしっかり活躍できるかどうかは、日頃の収納・保管方法にかかっています。
クリスマスのパーティグッズは、バラせるものはしっかりバラし、汚れを拭き取った後に収納、保管するのが基本です。また、最初から保管はしないと決め、その期間だけの使い捨てグッズとして割り切るもよし、レンタルを活用するのもよしです。
自分のライフスタイルに合った、クリスマスグッズとの付き合いをしていきましょう。