動作を考え「飾る」を楽しむと、簡単に叶うキッチン用品の整理収納|risoco(リソコ)

キッチン

毎日の家事量が多く長く過ごす場所、キッチン。ごちゃごちゃ片付かないキッチンは、作業効率を下げるだけでなく家事自体が億劫に感じる原因にも繋がります。簡単に整ったキッチンが保てる工夫についてまとめてみます。

1.物の量を見直す

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家事の便利グッズが世に溢れ、キッチン用品も多種多様化しています。あると便利そうと思うとついつい購入しがち。ですが物がたくさんあることで「下に埋もれた物がなかなか見つけられない」「引き出しに仕舞えず片付かない」「片付けにも時間がかかる」などストレスの原因になることがあります。必要なのは片付けやすさと取り出しやすさ。一見して何がどこにあるか判断できる量が、引き出しに対しての適量です。まずは物の量を見直すところから始めます。

2.物の色を統一する

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簡単に整って見えるコツは、キッチン用品の色を統一すること。色々な色が混じり合うことで雑多に見える原因になる為、白やシルバーなど清潔感のある色で揃えるだけで簡単に整理されたように見えます。好きな色がある場合は、その色で揃えてもOK。ベースの色を多く使い、全体で3色程度にまとめると上手くいきます。

3.使いやすさを考えて配置を決める

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シンクで使うものはシンク近くに、コンロ周辺で使うものはコンロ付近に配置します。その上で使う頻度が高いものほど楽な姿勢で取れる高さ手前に配置。使う頻度が低いものほどいつも自分が立つ位置から遠くに置く。そう考えるとおのずと何をどこに仕舞えばいいのかが見えてきます。一度決めても、もっと便利になるには?と定期的に工夫していくことで自分にとってより使いやすいキッチンに繋がっていきます。

4. 取り出しても他のものが倒れないように工夫する

キッチン

朝や夕方に慌てて食事の準備をする。時間のない時は、一番物が乱れやすい時です。整える時間がない時こそ乱れないようにしておく必要があります。どれを取り出しても他のものが倒れたり、混じり合ったりしないよう事前に仕切っておくと、いつのまにか乱れている。が防げます。画像は100円グッズのプラスチックケースに輪ゴムを通しサイズ違いのボウルを3つの位置に置くことで、どれを取り出しても倒れないように工夫してあります。

5. 見える棚も、見えない引き出しもその景色を楽しむ

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インテリアショップやカフェ、雑貨店など訪れて癒しを感じる方も多いと思います。キッチンにおいても同じような感覚で、見える場所も、見えない引き出しの中も自分好みに「飾る」と、その景色に癒しを感じたり、保とうとしたりするとモチベーションが上がります。 自分好みに整えたらその景色を維持すること。これがいつも整ったキッチンでいられるコツです。

6.用途には固執せず、飾りたい、使いたいもので収納する

キッチン

これはこう使うべき。物の用途はむしろ意識しない方が整理収納は上手くいきます。収納グッズにはサイズ規定に限界があります。 そこを補ってくれるのが本来は収納グッズとして作られていない物。仕切る上で細々のスペースが余ったり、もう少し可愛らしさをプラスしたりしたい。そんな時はお気に入りのカップや木箱、エコバッグやガーデングッズ、ドリンクボトル、お弁当箱などを収納に使ってみるのも楽しいと思います。

瀧本真奈美
この記事の執筆者
瀧本真奈美
(たきもとまなみ)

整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト。節約から始めた100均リメイクからメディアに取り上げられるようになり、現在は2冊の書籍を出版後、リメイク、収納、スタイリング、DIYなど家づくりを楽しむトータルな提案を行っている。

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