大切なラジコンを長く楽しむ!ラジコンの上手な保管方法
みんなで楽しむことができるラジコンは、子供だけではなく大人も楽しむことができる魅力的なおもちゃですね。自作したラジコンなら、愛着度はなおさらです。そこで大切なラジコンを長く楽しむための上手な保管方法をご紹介します。
ラジコンを保管するおすすめの部屋
大切にしているラジコンを眺めているだけで、ワクワクするという人も多いかと思います。ただ、ラジコンの保管方法を間違えてしまうと、パーツの劣化を早めてしまう可能性があるというデリケートな一面があります。そこでラジコンに優しい保管環境を整えていきます。
まずはラジコンを保管する部屋の環境をみてみましょう。ラジコンは、高温多湿を嫌います。そのため部屋の温度湿度を測り、高音多湿を避けるようにしましょう。
部屋に保管するときに注意をしたいのがホコリです。こまめに掃除をして、ホコリを被らないように気をつけてあげたいものです。気になる方は、専用のケースがありますので、お気に入りのラジコンを専用ケースに入れて保管するのがおすすめです。専用ケースに入れて保管することで、収納スペースをうまく使うことができ、湿気や衝撃からも守れます。
部屋の環境を整えるだけでも劣化は軽減するのですが、ラジコンをより良い状態で保管したい方は、タイヤやダンパーを外して保管します。タイヤやダンパーにラジコンの重さがかかってしまい、タイヤに癖がついたり、ダンパーのバネに負担がかかったりするためです。
タイヤを外すのが面倒な方は、タイヤが浮いた状態で保管すると、タイヤへの負担を軽減して保管できるので、この方法もおすすめです。
バッテリーの保管
バッテリーは、それぞれのラジコンによって種類が異なるので、必ず取り扱い説明書を読んで保管方法を確認しましょう。今回はリチウムポリマーバッテリーとニッケル水素バッテリーの保管方法について簡単に説明したいと思います。
リチウムポリマーバッテリー
ラジコンの他にドローンやスマートフォンなどで使われるバッテリーです。大電力が魅力なのですが、取り扱いを間違えると事故になる可能性があるので、気をつけて取り扱いをしましょう。
バッテリーの保管温度は22〜28度が適温とされています。ラジコンを一ヶ月以上使わないときには、バッテリー残量を40〜65%にしておきます。バッテリーをフル充電した状態で長期保管すると、ラジコンの内部で、高い電力を出力するための化学反応が起こりにくくなります。
また、万が一バッテリーが発火したときにも最小限に被害で抑えるために、リポバッテリーセーフティーバックという耐火に優れた保管バッグに入れて保管するのがおすすめです。
ニッケル水素バッテリー
電動RCカーなどに使われているニッケル水素バッテリーは、使わなくても徐々に放電する性質があります。長期間放電していると最終的には充電しても使えなくなってしまう可能性があるので、これを避けるため、バッテリーを保管するときには、1/3程度充電された状態で保管して、定期的に使うように心がけます。
バッテリーを使って、1/3程度充電して保管するというサイクルを繰り返すことで、バッテリーのコンディションを整えることができます。
タイヤの劣化を抑える保管方法
ラジコンのタイヤは、走行させた後そのまま保管しておくと、次に使おうとするとゴムの油が抜けてしまい、タイヤにヒビが入ってしまうことがあります。
そこでおすすめの保管方法が、タイヤに空気が触れないようにすることです。
サランラップで密封したりジップロックのビニール袋に入れて保管したりするのがおすすめです。
まとめ
大切に保管しているラジコンをより良い状態で保管することで、長く楽しむことができます。まずは、取り扱い説明書を読んで、バッテリーの適切な保管法で安全に気をつけ、定期的なメンテナンスと上手な保管方法で、大切なラジコンを長く楽しんでください。