春は新生活が始まる季節。
転勤、引っ越し、一人暮らし、と転居をされる方が多い時期です。 新生活を始めるにあたって、電化製品を新しくする方も多いでしょう。
電化製品を購入すると必ず付属するものが「保証書」と「取扱説明書」です。 中を見ることもないまま山積みになっているお家をよく見かけます。 結構な場所を取っている「取扱説明書」のスリム化&機能的な収納の方法をご紹介します。
保管しておくものと捨ててもよいものを見極めましょう
取扱説明書はあらゆるものに付いてきます。 大きな電化製品はもちろん、小さな目覚まし時計、電動歯ブラシ、パソコンのマウス・・・。 中には電動でないモノ、棚や机、水筒やお弁当箱にまで。 それらを全部置いておくと、すごい量になりかなりのスペースが必要です。 はたして、全部必要なのでしょうか?
そこで保管しておくものと、捨ててしまってもよいものに分けていきましょう。
- 使う都度使用方法を見たい→置いておく
- 慣れるまで使用方法を見なければいけない→慣れたら捨てる
- 操作方法が複雑で忘れそう→置いておく
- 新しい機能を使う時がくる→置いておく
- 付属品を取り寄せるかもしれない→置いておく
- 使い方がよくわかっている製品、付属品も取り寄せることがない→捨てる
- 組み立てた後は分解することがない→捨てる
- また分解して組み立てるかもしれない→置いておく
また、パソコンで見ることができるので捨てる、パソコンで見ることはできるが面倒なので紙で置いておきたい、など様々な暮らし方にもよります。
取扱説明書が入っている袋の中には、関連製品の広告・アンケートはがき、なども入っていることがありますが、それらは長期的に保管しておくものではありません。
イザ!という時にすぐに調べることができるようにしましょう
いくら保管しているといっても、イザという時にすぐに見つからなければ意味がありません。 電化製品が壊れて取扱説明書を取り出す時、というのは急いでいる時です。 のんびり探している暇はないはずですので、すぐに取り出せるようにしておく必要があります。
尚且つ、見た後に戻しやすい収納にしておかなければ、出しっぱなしになってしまいます。
そこでおススメなのが、クリアファイル収納です。
ここでのポイントは、【場所別】に分けて収納することです。 電化製品や家具を置いている場所、または主に使っている場所別に分けます。 そうすると、壊れたモノからファイルの検索がすぐにできます。
収納しておくものとそうでないもの
すぐに取り出せるようにしておくといっても、使い方を頻繁に見なければならないものなどは、いちいちファイルから取り出すのも面倒です。 買ったばかり、まだ使い方がわからない、使う都度見たい、そんな取扱説明書はそのモノの近くに置いておきましょう。
その場合も必ず定位置を決めてください。 また、必ず付いてくる「保証書」は取扱説明書の最後のページにホチキスで留めておくと紛失を防ぐことができます。
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新生活がはじまると激増する書類。その中に電化製品や家具の取扱説明書があります。
早いうちに整理しておかないと、その後の生活がこんがらがってしまいます。 難しいと言われている書類の整理の手始めとして、比較的取り掛かりやすい取扱説明書の整理からはじめてみましょう。
この記事の執筆者
鬼海 有希子
(きかい ゆきこ)-
家を整えるというと『とにかく捨てること』と思われがちですが、自分にとって必要な物、心地よい物と『うまく付き合う』ことが大切です。 そのうえで、片付けに時間を取られない、探し物に時間を取られない、その方法を講座や整理収納アドバイス&サポートサービスでお伝えしています。
そして、シンプルなだけではなく、好きなものをプラス、自分らしさをプラスすることが心地よく楽しい暮らしにつながります。 「SIMPLE PLUS」にはそんな意味がこめられています。
SIMPLE PLUS 代表
1級整理収納アドバイザーSIMPLE PLUS
HP:http://www.simpleplus.org/
ブログ:http://ameblo.jp/from-yukiyuki/