メンテナンスもしっかりと!ギターの正しい保管方法とは|risoco(リソコ)

1

木材で出来ているギターは、想像以上にデリケートな楽器です。 ネック部分が反ってしまうと音階が狂ってしまいますし、保管方法を間違えてしまうと悲しい結末を招くことも…。そこで今回は、正しいギターの保管方法とメンテナンスについてご紹介します。

ギターを保管する際に気をつけたいこと

2

ギターを保管する際は、弦を半音程度、緩めておくのがポイントです。

弦は反りやすいネック部分を強い力で引っ張っていることになるので、保管する際は力がかかりすぎないように、弦を緩めておきましょう。

使用頻度が少なく、長期間に渡ってギターを保管するのであれば、できれば弦を外しておきましょう。

また、使用後はクロスで弦を拭いて、お手入れしましょう。手で弦を触ると、水と塩分でできている汗がついてしまいます。汗は、弦が錆びてしまう原因となります。

ギタースタンドで保管する場合に注意すること

3

ギターを立てかけて保管できるギタースタンドを使用する場合は、ギタースタンドの材質を確認しましょう。 ゴム素材でできているスタンドは、ギターを変色させてしまう原因になってしまう可能性があります。

また、小さなお子様やペットがいるご家庭では、特に注意が必要です。 ギタースタンドだと、どうしても倒れやすいので、お子様がギターを触ったときやペットが遊んでいるときに、ギタースタンドごと倒してしまうこともあります。 ギターのネック部分は折れやすいので、十分に注意をしましょう。

中には、ディスプレイの一部としてギターを保管しておきたいという方もいらっしゃいますが、もしお子様やペットがいる場合は、壁にかけて収納するタイプのものを使用すると良いでしょう。お子様やペットの手に届かず、安定した場所で保管しましょう。

ギターの保管でおすすめしたいのが「ハードケース」

4

ギターだけでなく多くの楽器は「湿気」を苦手としています。だからといって、乾きすぎてしまうのも禁物。ハードケースでの保管は湿度が50~40%となるので、楽器にとって最も適している環境といえます。

しかし、ハードケースで長期保管をしていると、湿気が溜まってしまうので、定期的に風通しの良い、直射日光の足らない場所(日陰)に出して湿気を飛ばしてあげましょう

まとめ

カビやサビ、チューニングが合わない原因になってしまうので、定期的なメンテナンス、そして正しい保管方法で、大切なギターをいつまでも長く愛用しましょう。