子供のおもちゃ収納術【トミカ収納編】
今回はrisoco事務局がお役立ち情報をお届けします!男の子がいるお母さんや、コレクション好きの旦那様を持たれている奥様に向けて、トミカをはじめとしたミニカーの収納情報をお伝えいたします。
男の子が大好きなトミカですが、綺麗に収納するのは難しいですよね。しかもプラレールと一緒に遊べるということで、更に収納の難易度はあがっているのではないでしょうか?片づけに困っているママさんや奥様、是非とも今回のコラムを参考にしてみてくださいね!
自分にとっての価値を見定める
まずはトミカをどう扱っていきたいか決めましょう。お子様にとって、普段遊んでいるおもちゃなら、取出しや片付けのしやすさを優先。旦那様にとっての大切なコレクションなら、綺麗にインテリア性も考慮した収納に。思い出の品なら、ダメージを防ぐために大事に収納できるように。などなど、トミカのポジションによって収納や保管方法も変わってきます。お子様や旦那様にとってトミカがどういった扱いをするべき物なのかを確認してみましょう。
それが出来たら次は実践です、それぞれのパターンにあった収納方法をご紹介していきます、最も適していると思う方法で片付けていきましょう。
子供のおもちゃとしてのトミカ収納術
お子様が遊ばれる際、お部屋全体を埋め尽くすようにプラレールやトミカで遊ぶ事が多いのではないでしょうか?まるでトミカタウンのようになってしまい、毎日遊び続けると、お子様自身や大人でも片付けるのが面倒になってしまう事があると思います。そうなってしまうと、お子様とも喧嘩になってしまったり、お互いが嫌な気持ちになってしまいますよね。そういった時には2つのルールを作ることがおすすめです。
- 必ず片付けるルール作りをする
- 片づけ先の定位置作りをする
必ず片付けるルール作りをする
自ら遊びたいことを選択するための自主性、やりたくないことも必要な時にはしっかりやる自律心を育てる事が大切です。自律心に関しては大人でも中々持つことが難しいです。しかし子供のころからしっかりと身につけることで、整理や収納以外の場面でも必ずその子のためになります。大人にも理解や忍耐が必要ですが、次のような内容で試してみましょう。
遊ぶ前にお子様に選ばせましょう。トミカやプラレールで遊んで、きちんと片付けまでする。もしくは片付けをしたくないから遊ぶのをやめる。その二つをお子様自身に選択させることで、お子様にも責任が生じます。片づけを最後までしなかった場合は、次の日には絶対に遊ばせないようにしましょう。
最後まで片づけをしなかった場合に、遊ばせないようにするためにはその日はママが片付けなければいけません。面倒ですが、しっかりと片付けて翌日には駄々をこねても必ず遊ばせないようにしましょう。
更にその翌日には、同じように遊ぶか遊ばないかの選択をさせます。こうすることによって、お子様自身が選択をする環境を整えてあげることで、自律心を育むことができるようになります。最終的に片付けをしないことが続く場合は、特に好きでもないけれども、目の前のおもちゃがトミカやプラレールだったから遊んでいた可能性があります。そういった場合は、判断をする期間を設けて、処分をすることも検討しましょう。
片づけ先の定位置作りをする
まずは片づけをする場所を決めましょう。普段使いのおもちゃなので、次の3つの中から選ぶのがおすすめです。
- 手が届く場所
- 同じ部屋の見せる収納場所
- 同じ部屋の見せない収納場所
これらの収納場所は、自分たちの保管スペースや好み、日常の導線などを考えた上で、お子様と話し合って選んでいきましょう。その後具体的な必要な幅を測った上で、整理するためのグッズなどを決め、実際に配置していきましょう。
トミカの整理グッズは沢山でているので、次のリンクから確認できる画像などを見て、好みの方法を選びましょう。見た目も大切ですが、お子様が無理なく片付けられる方法を重視していきましょう。片づけ先の定位置がきまったら、遊んだ後は必ず、定位置に戻すという作業を習慣づけることが大切です。
コレクションとしてのトミカ収納術
コレクションとしてトミカを保管したい人は、特に傷や汚れ、経年劣化を気にされるかと思います。もし旦那様がトミカをコレクションしている場合は、そういった点を理解した上で一緒に収納方法を考えていくことが大切です。またどういった方法であれ、時間が経過していくと劣化は必ず起こってきます。それを可能な限り軽減するため、次のポイントを考慮して保管していきましょう。
- 箱の保護
- 塗装が剥げない材料での保管
- 光が当たらない場所での保管
- 専用ディスプレイケースでの保管
箱の保護
トミカをコレクションとして集めている方は、箱の状態も重視する方が多いと思われます。そんな方におすすめなのが、「プラケース」。よく店舗で高額な商品に利用されている、プラスチック製のケースですが、実は箱の保護にも一役かってくれます。トミカの場合、箱部分は紙製のため、どうしても経年劣化によるスレや破れがおきてしまいます。コレクターの方なら、保管している箱と箱がスレてしまって傷んでしまったというのは経験がある方が多いのではないでしょうか。
トレーディングカードなどと同じく、傷んでしまうと折角の大事なコレクションの価値が下がってしまいます。箱まで気を使い綺麗に保管しましょう。
塗装が剥げない材料での保管
ケースや保管場所によっては溶剤が溶け出し、塗装が剥げてしまうことがあります。特にベニヤ板での自作の場合や、もしくはケースを購入する際もトミカ専用ケースではない場合は、保管している状況によってダメージがでてくる可能性も考慮しておきましょう。長期の保管を考える場合はタカラトミーが販売している、トミカ専用ディスプレイケースなども検討してみましょう。
光が当たらない場所での保管
トミカを保管するには次の環境が適していると言われています。
- 風通しが良い
- 光があたらない
- 気温が上がらない
なかなかこういった環境の元で保管することは難しいですが、先に述べた塗装剥げや、日ヤケを防ぐためには特に冷暗所で保管することが重要です。蛍光灯の明かりまでは難しいでしょうが、最低限として日光に当たらない場所で保管するようにしましょう。
思い出の品としてのトミカ収納術
最後に大切なお子様や旦那様との思い出として、トミカを保管しておく場合の収納術をお伝えいたします。最近では大切な物であっても、写真を撮って現物は捨ててしまい、お部屋をスッキリしましょう、というような手法もお聞きします。
しかし筆者は感情が伴う物に関しては捨てる必要はないと考えています。これはライフオーガナイザーという、思考と空間の整理のプロの考え方ですが、「4Ts Grid」という個人の気持ちを考慮した分類法を元にしています。4つの「T」はTreasure(宝物)、Toys(おもちゃ)、Trash(ゴミ)、Tools(道具)の頭文字を表しており、次の図のように分類されます。
自分が必要なもの、不要なものに分けて整理をすることは大切です。しかし感情面で重要視するものは手放してしまったら二度と手に入らない可能性が高いです。もし同じものを購入したとしても、それは想いが伴った物とは別の物になります。そういった大切な思い出の品の場合は、物が傷まない環境でしっかりと保管してあげることが大切だと考えています。
保管場所としてはロフトや物置など、普段は使わないけれども必要な物を置いておく場所。同じ建物・敷地内での保管がおすすめです。もしくはスペースが確保できない場合、最近流行のレンタル収納スペースなども選択肢の一つに入れていきましょう。建物内で荷物を保管でき、エアコンも完備されているものが主流のため、自宅で保管するよりも良い環境で荷物を預けることができます。
ただし、どうしても費用が月額数千円単位で必要であったり、直接自分で荷物を持っていかないといけなかったりしてしまいます。そういった点がネックになる方は、risoco事務局が提供する宅配型のトランクルームサービスも是非一度ご覧ください。
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まとめ
一概にトミカの保管といっても、その人にとって、トミカがどういった物にあたるかは様々です。お子様や旦那様にとって、どういう位置づけの物か理解した上で保管や収納の方法をみつけるようにしましょう。