家族や友達同士で楽しめるキャンプの必須アイテムであるテントは、必要なアイテムですが大きくてかさばり、上手に保管しなければカビや汚れなどで早く劣化してしまいます。そこで今回はテントの上手な保管方法をお伝えしていきます。
保管前のメンテナンスが鍵!
キャンプから戻って疲れた状態で片付けをすることは、面倒臭いと感じやすいですよね。キャンプ場から持って帰ってきた道具をそのまま保管場所へ一直線!ということになっていませんか?テントを使った後のメンテナンスの仕方で、長く良い状態でテントを使うことができます。
テントの大敵は、カビやサビ、ホコリやゴミ、そして破けなどの破損です。そこで長くきれいに使うためのポイントをピックアップしてみました。
・テント張りの場所でできること
「汚れ」対策
泥やホコリが付いているのでタオルでテントを乾拭きします。乾いた泥は濡らしたタオルで拭くと簡単に取れます。
「ゴミ」対策
家に草や砂などを持ち帰らないため、テントを畳む前に行います。
テントを逆さまにしたりひっくり返したりして、中までしっかりとゴミを取り除きます。
ポールと一体型のタイプは、無理な力がかからないように注意をしてください。
ポールやペグもしっかり掃除
テントだけではなくポールやペグにも泥がつきます。濡れたタオルで泥を拭き取り乾燥させます。またペグは水洗いをして泥を落として、しっかりと乾燥ささせます。
・自宅でできること
使った場所で乾燥させたテントですが、念のため自宅に戻ってからもう一度影干してから、しっかりと乾燥させます。
自宅に戻ってから水洗いする場合は、ゴシゴシと強くこすらないこと。テントの生地を傷めてしまいます。
テントの保管する場所と注意点
テントは湿気に弱いため、水分が付いたままで保管をするとカビや虫が発生してしまいます。そのため風通しの良いガレージなどで保管するのがベストです。
屋外に置くのが防犯上心配な方は、屋外型の物置に入れます。この際の注意点は、温度と湿度です。高温でテントの色が変色してしまうこともあるので、定期的に物置の扉を開けて風を通すなどの工夫が必要です。
物置もない場合は室内での保管になります。
クローゼットやウォークインクロゼットなどでは、キャンプをすると、テントだけではなく他のキャンプ用品と一緒に保管することになるので、キャンプ用品一式を置けるスペースを確保します。
テントを保管するときの湿気対策にはメッシュの袋で保管すると蒸れが少なくておすすめです。
その他には、除湿剤や乾燥剤と一緒に入れておくとのもおすすめです。
最後に部屋に十分な保管場所を確保できな場合は、トランクルームを借りて保管する方法があります。室内トランクルームの場合は温度湿度、そして空調も管理されているので、安心です。
アウトドアに欠かせないテントは上手に保管をしないと、テントの劣化につながります。お気に入りのテントを大切に保管をするためには、「汚れ」「湿度」「温度」対策が大切ですので、面倒くさがらずに是非しっかりとメンテナンスをしてから保管をしてください。