「畑のバター」「森のたまご」との異名を持つ、栄養たっぷりなアボカドを、美容と健康のために、食事の中に取り入れたいですよね。しかし、アボカドはどうやって選び、どうやって保存すれば良いのでしょうか?
使うタイミングによって熟し方を見極めよう

はじめに、アボカドを購入する際、どのような基準で選んでいますか?せっかくなら一番美味しい状態でお料理に使いたいですよね。
アボカドは、皮の色で食べごろを見極めることができます。青みのかかったグリーンは若く、熟す必要があり、食べごろのアボカドは青さがなくなり、茶色っぽい色になっています。
熟したアボカドは冷蔵庫で保存し、2日程度で食べるようにしましょう。長期間保存していると、アボカドの果肉が黒ずんでしまいます。また、若いアボカドは食べごろとなるまで日数を開けた方がいいでしょう。
購入してすぐお料理に使いたいという方は、熟したアボカドを。そしてお料理に使うまで日数があるという方は、若いアボカドを選びましょう。
使い切れない場合は冷凍保存もOK!

熟したアボカドが家にあるものの、使い切れそうにないという方は、冷凍保存をおすすめします。
アボカドの皮をむき、中にある種を取って果肉だけの状態にしたら、変色を防ぐためにレモン汁をかけて、なるべく空気が入らないようにラップをしましょう。その上からジップロックに入れ密封し、冷凍保存します。
ただ、冷凍保存してしまうと形が崩れやすくなってしまうので、マッシュした状態で使ったり、ソースとして使用したりするのが良いでしょう。
美しく料理を楽しむためにレモン汁

冷凍保存の際にも使用するレモン汁は、料理のときにも大活躍します。
皮をむいたアボカドの果肉は、空気と触れることで、アボカドの美しい色が損なわれてしまいます。栄養面だけでなくお料理の彩りにもなるアボカドですが、いざお料理を食べるときに、茶色っぽい色合いになってしまうと残念ですよね。
そこで、お料理に使う際もレモン汁を絡めておくと、レモンのクエン酸がアボカドの変色を防いでくれます。美しくアボカド料理を楽しむために、ぜひレモン汁を活用してみてください。
まとめ
栄養豊富なアボカドは、近年話題となっている食品ですが、大根や人参のようなスタンダードな野菜という認識はまだまだ低く、アボカドに関する知識も浸透していません。選び方、保存方法をしっかり把握して、美味しくアボカドを味わってくださいね。