南フランスのプロバンス地方などの真っ白い漆喰の外壁はとても美しく有名ですよね。おしゃれなカフェの漆喰壁はとても素敵です。この漆喰、自宅でも簡単に塗ることができるなら試してみたいと思いませんか?
自宅でも簡単に塗ることができる?
我が家の玄関に初めて漆喰を塗ったのは、今から10年ほど前になります。初めて試した時は、とても緊張しました。けれど最近の漆喰は家庭のDIYで塗ることができるようになっている製品があり、製品を購入して蓋を開ければ、混ぜたり、練ったりすることもなく、すぐに塗り始めることができるので、とても手軽で簡単にチャレンジすることができるのです。
我が家の玄関に漆喰を塗ろうと思ったのは1階を南フランス風にしたかったからです。お部屋全体が、段々と理想のものに近づいてくるにしたがって、なんとなく違和感が出始めた玄関。どうしたらいいのか考えた結果思いついたのが「テラコッタタイルと漆喰」でした。
玄関の壁に漆喰を塗ってみた
当時はまだDIY初心者だった私は、玄関の三和土は専門家にテラコッタタイルを張っていただきました。三和土をテラコッタタイルにしたのはよかったのですが、全体的にバランスが悪い感じが否めません。そこでクロスを貼ってある壁に思い切って漆喰を塗ることにしたのです。もちろんクロスの上から塗ることのできる漆喰もちゃんとあるのです。
職人さんの塗った美しい漆喰壁とまではいきませんが、すてきな壁をじっくり観察してから、できるだけ同じように真似をして塗ってみました。するととても楽しくて塗りやすいのです。職人さんほどの美しい模様はつけることはできませんが、なんとなく扇形のそれらしい模様にもなります。決して器用とは言えない私でも、満足のいく仕上がりになりましたよ。
漆喰のよいところって何?
一番は見た目の美しさです。そして我が家の玄関にはカビが発生することはありません。それは漆喰には調湿性があるからなのです。もちろん家の環境にもよるので一概には言えませんが、これは漆喰には調湿性があるからといえるでしょう。また漆喰は二酸化炭素を吸収して、空気をきれいにするというメリットもあるそうです。
我が家の玄関の漆喰は日々の簡単なお掃除で、まだまだきれいではありますが、10年も経過しているので、今回同じ色の漆喰を軽く塗ってメンテナンスをすることにしました。漆喰はこのようにメンテナンスもとても簡単なのです。
難しそうなDIYも実は簡単にできるものも意外と多いので、やってみたいと思うものがあったらぜひチャレンジしてみることをおすすめします。一つできるとその満足感や達成感がやみつきになり、DIYが大好きになってしまうかもしれませんよ。