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今やっておきたい!急な時にも慌てずに支度ができる礼服の収納

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いつ必要になるかわからないので、つい後回しにしてしまう礼服の収納。いざその時が来た時に、「これがない。あれがない。」となりがちです。どんな時も慌てずに落ち着いて支度できる収納の仕組みをご紹介します。

その時をどう迎えたいのかを考えてみる

礼服

いつ必要になるかわからないし、急に出番が来て欲しくもないのが礼服です。 なので、礼服の収納となると「いつか時間のある時に」「そんなこと考えるのも縁起が悪いかも」とつい後回しにしがちです。 私も結婚当初の数年間は礼服を持っていない時期があり、クローゼットの片づけをした際に「これはやっぱりいけない。」と急いで買いに行きました。

そう決めた時考えたことが「私はその時をどう迎えたいのか」です。 大切な人とのお別れの時間に向かう前、私は「落ち着いて穏やかに」時を迎える支度をしたいと思いました。 だから、「礼服はどこ?数珠は?袱紗は?」とバタバタしたくありませんでした。 そこで、身も心も落ち着くことができるように仕組みを考えました。

小物一式はまとめてバッグへ

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まずは、必要な小物を確認します。小物には、袱紗・数珠・ハンカチ・ストッキング・香典袋と当日必要な物と筆(薄墨)など支度の時に必要なものがありますが、全てまとめて使う鞄の中に入れておきます。そして、それを礼服を掛けたハンガーに一緒に掛けておきます。 これで、1つのハンガーに必要な物が1つにまとまりました。

鞄をずっとハンガーに掛けておくのが心配な方は別々に収納しても良いですし、鞄だけ別で収納して小物は別のポーチに入れ紐付けてハンガーに掛けれるようにすればまとめることができるでしょう。

礼服が掛かったハンガーは、ウォークインクローゼットならば奥スペースやポールが重なる部分、クローゼットなら開いた扉と重なっているスペースなど普段使いにくいデッドスペースとなる部分に夫婦まとめて収納することをおすすめします。

ただし、ほとんど使うことがないと思いますので、湿気の多い場所だけは気を付けて選んでくださいね。

「まとめる収納」、衣装や季節ものにもピッタリ!

礼服

今回ご紹介した「まとめる収納」。実はとても便利で、礼服だけでなく習い事の衣装や子どものセレモニー服、季節のグッズの収納にも活用できます。衣装ならばその時だけ使う靴やヘア・メイクグッズも一緒に、キャンプグッズならばティッシュ1箱までも一緒に入れても良いかもしれません。

普段の生活でも使っていて他に収納場所が決まっている物も忘れそうだなと思うのならば、初めから2つ用意しておいてそれぞれに入れておくというのも1つの方法です。

  1. まとめ

    仕組みを作らなくてもその時は過ごせると思います。でも、仕組みを作ることによって心のゆとりが生まれます。 大事なその一瞬をしっかりと受け止められるよう、何でもない今日にぜひ仕組みつくりをしてくださいね。

中村さんプロフィール画像背景切り抜き_2
この記事の執筆者
中村 佳子
(なかむら よしこ)

住宅メーカー勤務を経て、出産を機に退職。専業主婦として5年間、家事・育児に専念する。

その中で【きれいに整え、収納する】ことと【家族が使いやすく・心地いい収納】は必ずしもイコールではないというライフオーガナイズの考えに共感を覚えライフオーガナイザーへ。

講座や作業では「これじゃなきゃ」ではなく「ここが好き!」と感じられる片づけをお伝えしています。1つの方法にお客様を当てはめるのではなく、一人一人に合った方法を探し、お客様の想いを形にする【家族にやさしい収納】でサポート。

Drawer Style 代表
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会 認定講師
キッズオーガナイザー・クローゼットオーガナイザー

HP:Drawer Style
http://drawer-style.com/

ブログ:おかたづけのじかん
http://ameblo.jp/lifeorganizer-yoshiko/

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