新生活スタート。自身や家族が新たにスーツや制服を着用するようになり、ワイシャツの「アイロンがけ」を面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。 我が家でも夫のワイシャツにアイロンがけが必要。アイロンがけが苦手な私が取り入れている工夫をご紹介します。
「アイロンがけ」の何が面倒なのか考える
私にとってアイロンがけは昔から苦手な家事のひとつ。 どうにか逃れられないかと、形状記憶シャツにしたり…ビショビショに濡れたまま干してみたりと試しましたが、 夫の「アイロンをかけてくれた方がキレイ」の一言で必須家事に戻ってしまいました。
ならば「アイロンがけ」の何がそんなに面倒なのか、どうなったら楽になるのか問題解決を図ることにしたのです。
面倒だと思う点
- アイロンを取り出すのが面倒
- アイロン台を出すのが面倒
- ワイシャツを引っ掛ける場所が遠い
- コンセントの近くまで移動するのが面倒
- アイロンとワイシャツを置いてある場所が離れている
- アイロンが重い
- アイロンをかけてもシワが取れない
…などなど
大なり小なりストレスがある中で根本的な原因は
「出し入れが面倒」
「収める場所と使う場所に問題あり」
と考えたのです。
立ったまま取り出せる、片手で取り出せる場所に
まずは 「出し入れが面倒」を解消するためにアイロンとアイロン台をストレスなく使える場所に配置しました。
収納場所は写真左のウォークスルークローゼットの中。 扉を開け半歩踏み入れるだけで取り出せる位置です。 アイロン台は立てたまま隙間に差し込んであるので、手を差し込むだけで、すぐに取り出せますし、アイロンもカバーに取手があるので、片手で取り出せます。 「立ったまま片手で取り出せる」ことが私にとってはストレス軽減につながったのです。
使う場所の近くに収める
アイロンを収めたウォークスルークローゼットはワイシャツを収めているタンスの隣に位置します。 アイロンがけが必要なワイシャツとアイロンは半歩の距離。クローゼットからアイロンを取り出すと、すぐにセッティングが完了です。
そして、ワイシャツはタンスから直接出し入れできる位置なので、わざわざ移動させる必要もありません。ワイシャツをかけるハンガーもタンスにかけておけます。 さらに、コンセントも目の前なので、すべてが半歩の移動で可能なのです。
- アイロンとアイロン台を取り出す
- コンセントを差し込む
- ワイシャツを取り出す
- アイロンかけ開始
これだけです。 ワイシャツはアイロンかけしながらタンスに収めるので、アイロン台とアイロンを仕舞うだけで完了です。
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まとめ
面倒を解消するために徹底して家事導線を考えたので、今は大変満足しています。プチストレスは改善のサイン。 「面倒!」で終わらせる前に「なぜ面倒?どうなったら楽になる?」と原因を探ると、 もっと楽になるヒントに巡り合えるかもしれませんよ。
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この記事の執筆者
門野内絵理子
(もんのうちえりこ) -
0歳児と小学1年生のママ。大手人材紹介業勤務等を経てライフオーガナイザーに。引越し歴11回、失敗は数知れず。フルタイムで働く忙しさから気つけばいつも家は荒れ放題だったが、出産を機に専業主婦となり片づけに目覚める。
価値観を大切にしながら片付く仕組みを作る方法を学び自分らしい快適な暮らしを手に入れることが可能になった。すっきりシンプルな部屋作りを得意とし、生活動線を活かした収納をご提案している。
現在は引越しオーガナイザーとして「育休ママのために入居3年たってもスッキリ片付く引越し」アドバイスを実施している。
「整理収納マンション暮らし」
ブログ:http://ameblo.jp/chugutan/
HP:http://ss-mansion.wix.com/home「Happyな引越しをお手伝い 引越しオーガナイザー」
ブログ:http://ameblo.jp/happyhikkoshi/
HP:http://hikkoshi-org.wix.com/home