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整理・収納の意味を知っていますか?

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整理といえば、「整理収納」「整理整頓」など、収納や整頓という言葉とセットになって使用されることが多くありますね。それぞれの意味をきちんと理解した上で片づけに取り組むと、作業効率が格段にアップします。

整理・収納

整理整頓しましょうって言われましたが・・・。

昔から、学校や職場で「整理整頓しましょう!」ってよく言われますよね? 子どもの頃、限られた時間で、バタバタッと!とりあえず片づける。

先生からみて、片づいているように見えたら「まあいいか」という考えからか、表面的には片づいているけれど、ロッカーや机の引き出しを開けたらビックリ!という状態の子も多かったような気がします。

「片づけましょう」とか「片づけなさい」と、言葉としてはよく耳にしているものの、『片づけ方』を教えてもらった記憶がないのは私だけでしょうか?

今思えば、とりあえず片づいているように見えて、怒られなかったらOK!みたいな『片づけ』の始まりが、片づけが苦手な人を増やした原因の1つだと考えられるのではないでしょうか。

整理・整頓・収納、それぞれ意味が違います

何気なく使っている整理整頓という言葉ですが、実は、整理・整頓という2つ違った意味を持っています。

「整理」とは、不要なモノを取り除き、なおかつ必要なモノを分類すること。 「整頓」とは、分類したモノをきちんと整える。収納されたモノの管理・維持をすること。

まず整理をして、きちんと収納した後に、整頓でその状態をキープするというのが、本来「整理整頓」という言葉の意味になります。

ここでいう「収納」とはモノを詰めこむことではありません。 「収納」とは、必要なモノを取り出しやすく、使う時の事を考えて収めること。 扉や引き出しを開けたとき、一目瞭然になっていたらとても使いやすく動作もスムーズに。

整理の3ステップで、モノと向き合ましょう

整理をする時の手順ですが、 「出す」→「分ける」→「減らす」 の3ステップで行います。

机の引き出しや押入れ・クローゼットなど、片づける場所に入っているモノを全て、一旦別の場所に出します。全部出してみる事で全体のモノの量が把握できるからです。

次に、目の前にあるモノを必要なモノとそうでないモノに分けていきます。この際に、「分ける基準を決めておくこと」が大切です。曖昧なまま進めると迷いが生じて、分けるのに時間が掛かり過ぎ、挫折の原因にもなりかねません。シンプルに『使うか使わないか』 『好きか嫌いか』の基準で判断するのがお勧めです。

分け終わった時に、使わないモノ、好きでないモノについては、捨てる・売る・譲るなどの方法で処分して下さい。その場所では使わないけれど、必要なモノについては、適正な場所に移動して使用又は保管してください。

まず、整理!次に収納!日々整頓!

整理する時は、捨てるモノを探すのではなく、必要なモノ、自分が好きなモノを残す!という事に焦点を当てて、そうでないモノを処分しましょう。

収納する時は、必要なモノが取り出しやすく、使用する場所や便利な場所に配置するという事を心がけると、散らかりにくくなります。 不要なモノが無くなり、取り出しやすくモノが配置されていると、動作に無駄がなくなります。 一度、この状態になると整頓するのが快感に!

「まず整理、きちんと収納、日々整頓!」が、理想的な片づけの形ではないでしょうか。

脇田様プロフィール
この記事の執筆者
脇田ゆみ
(わきたゆみ)

主人の転勤に伴い、5度の引越しを経験。回数を重ねるたびに、大切なものだけで暮らす事の快適さに気づく。

「片づいていないことによるストレスやイライラを解消して、毎日をハッピーに過ごせる! そんな女性を増やすことをモットーに、『整えること』『運気を上げる』をテーマに、 わかりやすくお片づけについてお伝えしています。

泉佐野市・阪南市・岬町他泉州地域のCaféやサロンにて整理収納セミナー、自宅での整理収納レッ スンを開催中。1人では片づけられないという方には、マンツーマンでの「 お片づけコーチング」活動も展開中。」

ブログ:http://ameblo.jp/happy-muffin70/

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