映画やドラマ好きさん、小さなお子様がいらっしゃるご家庭で、みるみる増えていくDVD。しかし、保管方法を間違えてしまうと、DVDが再生できなくなってしまうことがあります。そこで今回は、DVDを大切に保管する方法とコツをご紹介します。
1. DVDはデリケート!保管方法で寿命が左右される。
DVDの寿命は、5年から100年くらいだと言われていますが、DVDのデータを記録している層は、傷がついたり、紫外線を浴びたりすることで壊れてしまいます。プレイヤーに問題がなくても、動画が途切れ途切れになったり、再生できなくなったりしてしまうのは、この「記録層」が壊れてしまっていることが原因の一つです。
よって、裸のまま積み重ねて保管したり、薄いファイルに何枚もまとめて保管したりすることは、DVDの保管には不向きと言えます。
できれば、購入したときのパッケージ(ケース)にそのまま保管するのがおすすめですが、たくさんのDVDをお持ちの方はかさばってしまうことから、難しい場合もありますよね。
2. 購入時のケースで保管しておくのが理想だけれども…
「そんな方法で保管しておくとお部屋があふれ返ってしまう!」という方もいらっしゃいますよね。
100円均一ショップや家電用品店で、薄いDVD保管ケースが販売されています。できれば光を通さないプラスチックやトールケースをおすすめします。
購入時のケースと比較すれば薄型になるため、収納スペースを確保できますし、熱や光を通さなければDVDを長持ちさせることができます。
不織布でできた保管ケースもありますが、不織布の場合、湿気が溜まりやすく記録層部分と接してしまうので、記録層が接しない保管ケースを選ぶと良いでしょう。
3. DVDの保管のコツ!心得ておきたいこと
デリケートなDVDを保管するコツをまとめると…
熱や直射日光に当てない
ケースに保管した上で、本棚やボックスなどに収納しておくとGOOD!
湿気や結露の多い場所は避ける
窓際など結露の多い場所は、湿気も溜まりやすいです。湿気も、DVDを劣化させる原因になります。
寝かせず、立てた状態で保管するのが望ましい
寝かせるとDVDディスクに重力がかかってしまうので、ディスク本体が曲がってしまう原因となることも。できれば、本棚などに立てた状態で保管するのが望ましいです。
まとめ
DVDは私たちの想像以上にデリケートです。このような部分に気をつけて、大切なDVDをしっかり保管しましょう。
また、ブルーレイディスクはDVDと記録層が異なるので、DVDの専用ケースではなく、ブルーレイ専用のケースに保管しましょう。