日々の生活の中、リラックスタイムに欠かせないコーヒー。 愛好家の人たちの中には、豆から挽いている方もいらっしゃいますよね。 そんなコーヒーを保存する場合、どのようなことに気をつけて保存すればいいのでしょうか?
コーヒーを保存するときに心得たいポイント
インスタントコーヒーでも、コーヒー豆でも、焙煎された粉末状のものでも、コーヒーは次の4点を苦手にしています。
・高温
・湿度(水分)
・紫外線などの光
・空気
直射日光を避け、湿度が高くない常温の場所で、空気と触れて酸化してしまわないように密封して保存することを心がけます。
酸化や湿気、光を浴びてしまうと、コーヒーが持つ風味や香りを損ねてしまうのです。
例えば、コーヒーを淹れるときでも、お湯の温度によって、味が見違えるように変わりますよね。保存するときもそれと同じで、保存する環境によって味が変わってしまうのです。
インスタントコーヒーを保存するポイント
多くのインスタントコーヒーが瓶に入って販売されています。保存する際は、しっかりと蓋を閉めて、湿気が少ない場所で常温保存をしましょう。
また、空気に触れても酸化して味が変化してしまうので、気になる人は、瓶ではなく真空保存容器での保存もおすすめです。
袋入りの詰め替えタイプのインスタントコーヒーの場合も、真空保存容器で保存すると風味が損なわれにくいですよ。普通のタッパーと比べると、多少お値段がする真空保存容器ですが、1,000円以下で購入することができます。
ただし、コーヒーは光にも弱いので、透明な容器だと光を浴びてしまい劣化を早める原因になります。日が当たらないところ、あるいは遮断性のある容器を使用しましょう。
コーヒー豆を保存するポイント
コーヒー豆もインスタントコーヒー同様、直射日光があたらない常温の場所で、空気が触れない状態で保管するのがベストです。
例えば、ジップロックのような食品を保存する袋だと、酸化を防ぐことができます。また、購入した際のコーヒー豆が入っているアルミの袋を、そのままジップロックに入れておくと、光を遮断することができます。
使用頻度が高いと、ジップロックでの保存が億劫になるかもしれませんが、コーヒー豆専用の蓋付きガラス瓶なども販売されているので、そちらを使用するのもおすすめです。
コーヒーの銘柄ごとにラベルを貼ってもいいですし、瓶で保存するとちょっとオシャレな雰囲気が出てきます。
まとめ
私たちに癒しを与えてくれるコーヒーは、想像以上にデリケートで変化しやすい飲み物です。保存するときは、なるべくコーヒーが苦手とする条件を取り払ってあげましょう。