同人誌の保管は「自分のスタンス」が大切!好みに合わせた保管方法とは
一般の本や漫画とは違い、数も少なく一度手放してしまうともう一度手に入れることが難しい「同人誌」。そんな同人誌の保管は、あなたのスタンスがキーになってきます。
「とにかく内容だけ!」ならスキャン
同人誌は1冊ごとの希少性が高いため、「紙の本のまま、手元に残しておきたい」といった人が多い傾向にあります。ただ、「とにかく今はスペース確保が最優先!」や「内容だけが保存できればいい」といった人は、「スキャン」がもっとも効率的な保管方法です。
ちゃんとスキャンするには大切な本をバラす必要があり、基本的に再び紙で読むことができなくなってしまいます。しかし、一度スキャンしてしまうと、端末さえあれば電子書籍のようにいつでもどこでもサクサク読めますし、何より保管のスペースをとりません。
「そのまま保管!」の人は本棚で日光と湿気の対策を
一方、「いやいや、同人誌は紙で読んでこそのもの!」という人には、本棚での保管がおすすめです。
なぜ本棚がいいのかというと、
- ・本を縦に置くため、本に余計な力が加わらず劣化しにくい
- ・背表紙が一目で確認できるため、管理が楽
といったメリットがあるからです。
ただ、本棚で保管するときに気をつけて欲しいのが「日光」と「湿気」のふたつです。日光での日焼け、湿気でのインクの染み出しやページのくっつきを防ぐためにも、日が当たらない場所に設置したり、乾燥剤を使ったりする工夫が必要となってきます。
「とにかく誰にも見せたくない!」という人はダンボール
「同人誌」と聞くと、ちょっと身構えてしまう人がいるのも事実です。趣味を公にしているならよいのですが、「隠れ同人誌ファン」である場合は、遊びに来た友達や一緒に住んでいる家族にもあまり知られたくないですよね。
そんな人は、中身の見えないダンボールやノンクリアの収納ケースを使って保管することをおすすめします。本棚の保管に比べると本に対するストレスは大きくなってしまいますが、「そんなことより隠し通しておきたい!」といった方は、迷わず中身の見えないダンボールに入れて押入れにしまっておきましょう!
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まとめ
所有する人のスタンスが問われる同人誌の保管。あなたのライフスタイルに合った保管方法はあったでしょうか?自分に一番しっくりとくる方法を選び、これからも同人誌を楽しんでいきましょう。